【はじめに】
「Music Center for PC」は、SONY製のオーディオ機器のための楽曲管理用アプリケーションです。
参考: 「Music Center for PC」
ここでの記述内容は、下記の事柄を、キーボード操作で行なった体験を簡単にまとめたものです。「Music Center for PC」の機能全般について紹介、解説したものではありません。
CDのアルバム(楽曲)をパソコンに取り込む
取り込んだアルバム(楽曲)をパソコン上で再生する
取り込んだ楽曲からプレイリストを作成し、それを再生する
取り込んだアルバム(楽曲)をウォークマンに転送する
作成したプレイリストをウォークマンに転送する
また動作環境は下記の通りです。
Music Center for PC 2.3.0
Windows10搭載ThinkPad x240
スクリーンリーダー NVDA
Android OS搭載ウォークマンNW-A105
【画面レイアウトと項目間移動】
「Music Center for PC」のメイン画面はWindowsの「ウインドー」形式の画面ではなく、ウェブブラウザーが表示する「HTML文書」形式の画面となっています。
メイン画面は下記のような領域で構成されていて、その中に操作用のボタンやリンク項目が含まれています。
「メニュー」ボタン
タイトル行(レベル1のヘッダー行 「Music Center for PC」)
画面表示に関するナビゲーション領域
曲の再生に関するナビゲーション領域
現在再生中の曲に関するナビゲーション領域
曲の再生方法に関するナビゲーション領域
曲の転送に関するナビゲーション領域
マイライブラリーに関するリンク・リスト領域
曲の取り込みに関するナビゲーション領域
サービスに関するナビゲーション領域
コンテンツリスト領域
1.メニューボタン
「メニュー」ボタンを押すと「メニュー」リストが表示され、メニュー操作が可能となる。
2.タイトル行
レベル1の見出し行で、「Music Center for PC」と表示されている。
3.画面表示に関するナビゲーション領域
下記の操作ボタンが含まれている。
「最小化」、「最大化」、「閉じる」
4.曲の再生に関するナビゲーション領域
下記の操作ボタンが含まれている。
「シャッフル」: オフ/オン
「前へ」、「再生」、「次へ」
「リピート」: オフ/全曲リピート/一曲リピート
「シャッフル」ボタンを押すと、「オン」と「オフ」が交互に切り替わる
「リピート」ボタンを押すと、「オフ」、「全曲リピート」、「一曲リピート」が交互に切り替わる。
5.現在再生中の曲に関するナビゲーション領域
現在再生中の曲に関する情報(局名、アーティスト名、アルバム名)が表示される。
6.曲の再生方法に関するナビゲーション領域
下記の操作ボタンが含まれている。
「圧縮音源や CD 品質の音源を、ハイレゾ相当の情報量を持つ高解像度音源にアップスケーリングします。」
「イコライザー」、「オーディオ出力」、「再生待ちリスト」
「音量」スライダー
7.曲の転送に関するナビゲーション領域
「機器転送・管理」ボタン
テキストボックス(「機器へ転送」/「接続されているオーディオ機器名」)
8.マイライブラリーに関するリンク・リスト領域
下記のリンク項目が含まれている。
マイライブラリー(見出し行)
「最近追加した曲」、「曲」、「アルバム」、
「アーティスト」、「よく聴く曲」、「最近再生した曲」、
「プレイリスト」
9.取り込みに関するナビゲーション領域
「取り込み」(見出し行)
「CD」リンク
10.サービスに関するナビゲーション領域
下記のリンク項目を含んでいる。
「サービス」(見出し行)
「mora 音楽ダウンロード」、「購入した曲」
11.コンテンツリスト領域
選択されたアルバムやプレイリストなどの内容が表示される。
画面上では、各ナビゲーション領域が画面左側に縦に並び、中央から右側全体がコンテンツリスト領域となっています。各項目へは下記の操作で移動できます。
画面に表示されている各項目へは基本的に「上下矢印キー」で順に移動できる。
画面の先頭行(メニューボタン)へは「Control+Home」キーで移動できる。
画面の末尾へは「Control+End」キーで移動できる。
タイトル行はレベル1の見出し行なので、「1」または「Shift+1」キーで移動できる。
下記の領域にはランドマークが付与されているので、「D」または「Shift+D」キーで順に移動できる。
「画面表示に関するナビゲーション領域」、「曲の再生に関するナビゲーション領域」、
「現在再生中の曲に関するナビゲーション領域」、「曲の再生方法に関するナビゲーション領域」、
「曲の転送に関するナビゲーション領域」
下記の領域内の項目はリスト形式で記述されているので、「L」または「Shift+L」キーで順に移動できる。
「曲の転送に関するナビゲーション領域」、「マイライブラリーに関するリンク・リスト領域」、
「曲の取り込みに関するナビゲーション領域」、「サービスに関するナビゲーション領域」
【メニュー操作】
「Music Center for PC」には下記のサブメニューと、その中に操作用のメニュー項目が用意されています。
「ファイル」サブメニュー:
「新規プレイリストの作成」、「ファイルを指定して取り込む」、「フォルダーを指定して取り込む」、
「プレイリストを取り込む」、「終了」
「編集」サブメニュー:
「すべて選択」、「すべて選択解除」
「表示」サブメニュー:
「最新の情報に更新」、「文字の大きさ」サブメニュー、「アプリの表示色」サブメニュー、
「リストの表示間隔」サブメニュー
「操作」サブメニュー:
「再生/一時停止」、「停止」、「次へ」、「前へ」、
「シャッフル」チェックボックス、「リピート」サブメニュー、「音量を上げる」、「音量を下げる」、
「消音」、「ディスクを取り出す」
「ツール」サブメニュー:
「ATRACの一括変換」、「ファイルがない曲を検索」、「ソフトウェアのアップデイト」、
「データのバックアップ」、「バックアップデータの復元」、「設定」
「ヘルプ」サブメニュー:
「Music Center for PCサポート」、「製品サポート」、「Moraサポート」、
「ソフトウェア使用許諾契約」、「プライバシーポリシー」、「アンケートに解答する」、
「システム情報」、「バージョン情報」
メニュー項目の呼び出しと、その選択は下記のように行います。
1.画面最上部にある「メニュー」ボタンもしくはALTキーを押してメニューを呼び出す。
そして右矢印キーを押して「ファイル」サブメニューを呼び出す。
2.上下矢印キーでサブメニュー間を移動する。
3.目的のサブメニューを呼び出してから、右矢印キーでその中の最初のメニュー項目へ移動する。
4.上下矢印キーでメニュー項目間を移動する。
5.目的のメニュー項目を呼び出して、それを実行するためにEnterキーを押す。
6.メニュー項目から元のサブメニューに戻るには左矢印キーを押す。
7.メニューを閉じるにはESCキーを押す。
【操作に関する設定】
ここでは予め、CDの取り込みに関して下記の事柄を設定することにします。
CDをドライブにセットしたら自動的に取り込みを開始する
取り込みが終了したらドライブからCDが取り出せるようにする
取り込みフォーマットを「AAC、128kbps」にする
取り込みモードを「速度優先」にする
また、局名のリストが表示されるときに、表示する項目を下記の項目に設定しておきます。
局名、アルバム名、アーティスト名、局番号
参照: 「メニュー操作」
1.CDを取り込むためのドライブをパソコンに接続する。
2.「ツール」サブメニューの「設定」を選択する。
そうすると、「設定」ダイアログが表示される。
先頭に「設定」(見出し行)と「閉じる」ボタンがあり、その後に設定項目を選択するためのラジオボタンが並んでいる。
「画面の表示」
「曲リストの表示項目」
「ファイル取り込み」
「CD取り込み」
「曲情報の取得」
「曲の再生」
「機器転送」
「オーディオ出力」
「マイライブラリーの共有」
「ソフトウェアのアップデート」
「そのほかの設定」
その後に、選択された設定種別に応じた内容が表示されるようになっている。
初期状態では「画面の表示」が選択されていて、下記の設定項目が表示されている。
「文字の大きさ」、「リストの表示間隔」、「アプリの表示色」、「アーティスト表示」
最後に下記のボタンが並んでいる。
「リセット」、「OK」、「キャンセル」
「設定」ダイアログの内容が表示されないときはEnterキーを押す。
初めて「設定」ダイアログを開いたときに、「画面の表示」の文字の大きさを選択するためのコンボボックスが開かれた状態になるときがある。この場合は、ESCキーでコンボボックスをとじる。
3.設定種別を指定する選択リスト内の「CD取り込み」を選択する。
上下矢印キーで移動し、スペースキーで「CD取り込み」ラジオボタンを選択する(チェックをオンにする)。
そうすると、選択種別リストの下に下記のような設定項目が表示される。
「CD取り込みに使用するドライブ」コンボボックス
「CDをドライブに挿入したときの動作」らじおボタン
「CD取り込み時・終了時の動作」ラジオボタン
CDから曲を取り込むときのファイル形式: 「フォーマット」コンボボックス、 「ビットレート」コンボボックス
「取り込みモード」コンボボックス
4.「CD取り込みに使用するドライブ」を設定する。
「CD取り込みに使用するドライブ」コンボボックスに接続しているドライブ名が表示されていることを確認する。
5.「CDをドライブに挿入したときの動作」を設定する。
「CDをドライブに挿入したときの動作」には次のラジオボタンが用意されている。
「自動的にCDを再生する」、「自動的に曲の取り込みを開始する」、「何もしない」
スペースキーで「自動的にCD取り込みを開始する」を選択する(チェックをオンにする)。
6.「CD取り込み時・終了時の動作」を設定する。
スペースキーで「取り込みが終了したら、自動的にCDを取り出す」チェックボックスをオンにする。
7.「CDから曲を取り込むときのファイル形式」を設定する。
Enterキーで、ファイルフォーマットを選択するコンボボックスを開く。
上下キーで、目的の項目まで移動する。移動先の項目が選択状態となる。
ESCキーで、コンボボックスを閉じる
同様にして、ビットレートを設定する。
設定した内容におうじて「CD1枚分のデータ容量」が表示される。
ここでは「フォーマット: AAC」、「ビットレート: 128kbps」に設定する。
8.「取り込みモード」を設定する。
Enterキーで、取り込みモードを選択するコンボボックスを開く。
ここでは「取り込み速度を優先する」を選択する。
ESCキーで、コンボボックスを閉じる。
9.設定種別リストに戻って「曲リストの表示項目」を選択する。
そうすると、下記のように項目リストとボタンが現れる。
曲リスト(見出し行)
表示する項目(リンクリスト)
タイトル
アーティスト
アルバム
曲番号
...
「上へ」ボタン、 「下へ」ボタン、
「表示する」ボタン、 「表示しない」ボタン
非表示(リンクリスト)
アルバムアーティスト
ハイレゾ
曲の長さ
ファイルサイズ
...
「初期値に戻す」ボタン
最初に現在表示項目として選択されている項目のリストがあり、その後に操作用のボタンが並んでいる。
そしてその後に、現在非表示になっている項目のリストがある。
10.曲名リストに表示する項目を選択する。
現在選択されている項目の中で不要なものがあれば、その項目まで移動して、Enterキーでそれを選択する。
そして「表示しない」ボタンまで移動してスペースキーを押す。
そうすると、その項目は表示項目のリストから消え、非表示項目のリストに追加される。
逆に、現在非表示項目になっている項目を表示項目に追加するときは、その項目をEnterキーで選択して、スペースキーで「表示する」ボタンを押す。
11.スペースキーで、「OK」ボタンを押して設定処理を終了する。
処理を中断するときは「キャンセル」ボタンを押す。
【音楽cdの取り込み】
CDから楽曲データを「Music Center for PC」に取り込むには下記のようにします。
1.CDドライブを接続する。
2.「CD取り込みに関する設定」を行う(設定内容を変更する場合)。
参照: 「操作に関する設定」
ここでは次のように設定されているものとする。
CDをセットしたら自動的に取り込みを開始する
取り込みが終了したら自動的にCDが取り出せるようにする
ファイル形式は「AAC 128kbps」とする
取り込みは「速度優先」とする
3.曲データを取得できるように、インターネットが接続された状態にする。
4.CDドライブにCDをセットする。
CDの取り込みが自動的に開始する。
取り込みが開始された後に、確認画面が表示される場合がある。
参照: 「CD取り込みの確認」
5.取り込みが終了すると、CDが取り出せる状態になる。
取り込んだアルバムの楽曲ファイルは下記のフォルダー階層に格納されます。
C:\Users\「ログインユーザー名」\Music\Music Center\「アーティスト名」\「アルバム名」
「アーティスト名」で分類され、その中に各CDごとの「アルバム名」のフォルダーが作成されます。
各「アルバム名」フォルダーの中に、そのCDに含まれていた曲の「曲名」ファイルが順に格納されます。
「曲名」ファイルのファイル名には、曲名の前に2桁の局番号がハイフン(-)で結んで付与されています。
【CD取り込みの確認】
次の場合に、取り込みを確認する画面が表示されます。
「CD取り込みを自動的に開始する」が選択されていないとき
取り込みが自動的に開始して、「このCDに一致するものが複数見つかりました」状態となったとき
1.取り込みを開始する。
2.確認画面が表示される。
画面のコンテンツ領域に下記の内容が表示される。
アルバム名、アーティスト名、曲数、作成日など
「取り込む」ボタン、「ディスクを取り出す」ボタン
曲リスト(タイトル、アーティスト、曲の長さ、ファイルサイズ)
3.取り込む曲を選択する。
初期状態では、すべての曲が選択されている(チェックされている)。
取り込まない曲があれば、スペースキーでチェックオフする。
4.取り込みを実行する。
取り込みを開始するときは、スペースキーで「取り込み」ボタンを押す。
取り込みを中断するときは、「ディスクを取り出す」を押す。
【フォルダーを指定して取り込む】
以下の手順で、他のアプリでパソコン内に取り込んだアルバムを「Music Center for PC」に取り込むことができます。格納場所は下記の通りです。
Windows Media Player: C:\Users\「ログインユーザー名」\Music\「アーティスト名」\「アルバム名」
iTunes: C:\Users\「ログインユーザー名」\Music\Itunes\Itunes Media\Music\「アーティスト名」\「アルバム名」
ここでは、「アーティスト名」フォルダー内の「アルバム名」サブフォルダーに曲ファイルが含まれているものとします。
C:\Users\「ログインユーザー名」\Music\「アーティスト名」\「アルバム名」
1.「ファイル」サブメニュー内の「フォルダーを指定して取り込む」を選択する。
参照: 「メニュー操作」
そうすると、取り込み操作用のダイアログが表示される。
2.取り込むフォルダーを選択する。
操作用ダイアログ内には、下記のような複数のコントロール(ウインドーを構成する部品)が含まれている。
「ツリービュー」、 「項目ビューリスト」、 「フォルダー名」エディットボックス、 「取り込む」ボタン、 ...
コントロール間の移動はALTキーもしくはShift+ALTキーで行う。
最初は「フォルダ名」エディットボックスが選択されているので、Shift+ALTキーで「ツリービュー」へ移動する。
そして上下矢印キーで下記のフォルダー階層をたどり、目的の「アルバム名」をEnterキーで選択する。フォルダーを開く(展開する)ときは右矢印キーを押す。
「デスクトップ」 ー 「PC」 ー 「ミュージック」 ー 「アーティスト名」 ー 「アルバム名」
3.取り込みを実行する。
ALTキーで「フォルダー」エディットボックスまで移動し、外套のフォルダー名が入力されていることを確認する。
それからALTキーで「取り込み」まで移動し、Enterキーで取り込み処理を開始する。
取り込みが終了すると完了メッセージが出力されるので、Enterキーで処理を終了する。
【ファイルを指定して取り込む】
下記の手順で、既にパソコン内に保存されている楽曲ファイルを「Music Center for PC」に取り込むことができます。
ここでは、「アーティスト名」フォルダー内の「アルバム名」サブフォルダーに曲ファイルが含まれているものとします。
C:\Users\「ログインユーザー名」\Music\「アーティスト名」\「アルバム名」\「曲ファイル」 ...
1.「ファイル」サブメニュー内の「ファイルを指定して取り込む」を選択する。
参照: 「メニュー操作」
そうすると、取り込み操作用のダイアログが表示される。
2.取り込むファイルを選択する。
操作用ダイアログ内には、下記のような複数のコントロール(ウインドーを構成する部品)が含まれている。
「ツリービュー」、 「項目ビューリスト」、 「ファイル名」エディットボックス、 「ファイルの種類」コンボボックス、「取り込む」ボタン、 ...
コントロール間の移動はALTキーもしくはShift+ALTキーで行う。
最初は「ファイル名」エディットボックスが選択されているので、Shift+ALTキーで「ツリービュー」へ移動する。
そして上下矢印キーで下記のフォルダー階層をたどり、目的の「アルバム名」をEnterキーで選択する。フォルダーを開く(展開する)ときは右矢印キーを押す。
「デスクトップ」 ー 「PC」 ー 「ミュージック」 ー 「アーティスト名」 ー 「アルバム名」
そしてALTキーで「項目ビューリスト」へ移動すると、その中に含まれている曲のファイル名のリストが表示されている。
上下矢印キーで目的の曲のファイル名まで移動する。移動先が選択状態となる(「項目ビューリスト」に移動した直後はどのファイル名も選択状態になっていないので注意が必要)。
3.取り込みを実行する。
ALTキーで「ファイル名」エディットボックスまで移動し、外套のファイル名が入力されていることを確認する。
それからALTキーで「取り込み」まで移動し、Enterキーで取り込み処理を開始する。
取り込みが終了すると完了メッセージが出力されるので、Enterキーで処理を終了する。
【曲を再生する(アルバム)】
「Music Center for PC」に取り込んだ楽曲は、アルバムごとに再生することができます。
参照: 「音楽cdの取り込み」
参照: 「フォルダーを指定して取り込む」
1.再生条件(リピートとシャッフル)を設定する(変更する場合)
シャッフル機能は「操作」サブメニューの中の「シャッフル」によって切り替えることができる。Enterキーを押すと、オンとオフが交互に切り替わる。
リピート機能は「操作」サブメニューの中の「リピート」サブメニューに寄って設定する。
「リピート」サブメニューの中に下記の選択項目が含まれているので、目的の項目まで移動してEnterキーで設定する。
「オフ」、「一曲」、「全局」
参照: 「メニュー操作」
2.「マイライブラリー」リスト内の「アルバム」を選択する。
「マイライブラリー」リスト内には次のリンク項目が含まれている。
「最近追加した曲」、「曲」、「アルバム」、「アーティスト」、
「よく聴く曲」、「最近再生した曲」、「プレイリスト」
マイライブラリーリスト領域まで移動し、「アルバム」をEnterキーで選択する。
3.再生するアルバムを選択する。
「アルバム」を選択すると、コンテンツリスト領域に下記の項目が表示される。
アルバム数、
アルバム名リスト(タイトル名、アーティスト名)
コンテンツリスト領域まで移動し、目的のアルバム名をスペースキーで選択する。
続けて「Control+Enter」キーを押すと、コンテンツリスト領域に曲名リストが表示される。
4.再生する曲を選択する。
コンテンツリスト領域には下記の情報が表示される。
アルバム名、アーティスト名、曲数、
曲名リスト(タイトル名、アーティスト名、アルバム名、曲番号)
上下矢印キーで目的の曲名まで移動し、スペースキーでそれを選択する。
最初は先頭の曲が選択されている。
5.曲を再生する。
再生を開始するときはF6キーを押す。F6キーは再生開始と一次停止のトグルキーとなっている。
再生を停止するときはF7キーを押す。
ちなみにF8キーは音声出力の停止(消音)と再開のトグルキーとなっている。
音量を上げるときはF10キー、下げるときはF9キーを押す。
6.次または前の曲を再生する。
曲を再生中に次の曲へジャンプするときは、
「NVDA+F2(次のキーを直接渡す)」キーを押してから「Control+右矢印キー」を押す。
曲を再生中に曲の先頭に戻るときは、
「NVDA+F2(次のキーを直接渡す)」キーを押してから「Control+左矢印キー」を押す。
素早く2回押すと、前の曲へジャンプする。
7.アルバム内の別の曲を再生する。
別の曲を再生するときは、現在選択されている曲の再生を停止し、上下矢印キーで目的の曲名まで移動し、スペースキーでそれを選択し、F6キーで再生を開始する。
一次停止状態では別の曲の再生へ移行することはできない。F7キーで再生を停止する必要がある。
8.元のアルバムリストに戻る。
曲名リストの末尾にある「一覧に戻る」ボタンを押すと、コンテンツリスト領域に元のアルバム名リストが表示される。
【曲を再生する(アーティスト)】
下記の手順で、アーティスト名から目的のアルバムを再生することができます。
1.「マイライブラリー」リスト内の「アーティスト」を選択する。
2.アーティストを選択する。
「アーティスト」を選択すると、コンテンツリスト領域に下記の項目が表示される。
アーティスト数、
アーティスト名リスト(アーティスト名、曲数)
コンテンツリスト領域まで移動し、目的のアーティスト名をスペースキーで選択する。
続けて「Control+Enter」キーを押すと、コンテンツリスト領域にアルバム名リストが表示される。
3.アルバムを選択する。
アーティストを選択すると、そのアーティストに関する下記の項目が表示される。
アルバム数、曲数、
アルバム名リスト(アルバム名、アーティスト名、折りたたみ/展開ボタン)
上下矢印キーで目的のアルバム名の下にある「折りたたみ/展開」ボタンまで移動し、Enterキーを押す。
すると、その下に曲名リストが表示される。
最初は各アルバムの曲名リストは折りたたまれた状態になっている。
「折たたみ/展開」ボタンは、折りたたみと展開のトグルボタンとなっている。
4.再生する曲を選択する。
曲名リストには下記の情報が表示される。
曲名、アーティスト名、アルバム名、曲番号
上下矢印キーで目的の曲名まで移動し、スペースキーでそれを選択する。
5.曲を再生する。
参照: 「曲を再生する(アルバム)」
6.元のアルバムリストに戻る。
曲名リストの上にある「折りたたみ/展開」ボタンを押すと、曲名リストが折りたたまれて元のアルバム名リストが表示される。
7.元のアーティスト名リストに戻る。
アルバム名リストの末尾にある「一覧に戻る」ボタンを押すと、元のアーティスト名リストが表示される。
【オーディオ機器へ転送する(アルバム)】
ここではアルバムを指定して、それをオーディオ機器(NW-A105)のメモリーカードへ転送します。
1.オーディオ機器をパソコンに接続する。
NW-A105をパソコンのUSBポートに接続すると、NW-A105の画面に「USBの使用」が表示される。
そこではUSB接続が充電のための使用に設定されている。
「データ転送なし」オン 「ファイル転送」オフ
この状態では、「Music Center for PC」の画面では、曲の転送に関するナビゲーション領域の「機器転送管理」ボタンの下には「機器へ転送」という文字が表示されている。
NW-A105の「USBの使用」で「ファイル転送」をオンに切り替える。
そうすると、「機器へ転送」の文字が「NW-A100series」に変わる。
2.「転送」ダイアログを表示させる。
「曲の転送に関するナビゲーション領域」内の「機器転送管理」まで移動し、Enterキーでそれを選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域に下記の内容の「転送」ダイアログが表示される。
「機器へ転送」ボタン
転送曲数、メガバイト数
「閉じる」ボタン
接続されているオーディオ機器名( NW-A100Series)
転送先を選択するコンボボックス(本体メモリー/メモリーカード)
プログレスバー
空き要領(GB)
「機器内の曲を管理」ボタン
「機器転送設定」リンク
3.転送先を指定する。
ダイアログ内に外套のオーディオ機器名(シリーズ名)が表示されていることを確認する。
転送先として「本体メモリー」または「メモリーカード」を選択するためのコンボボックスがあるので、
Enterキーでそれを開き、上下矢印キーで「メモリーカード」まで移動し、ESCキーで閉じる。
選択された転送先に応じて、その空き容量が表示される。
4.マイライブラリーのリストから転送種別を選択する。
マイライブラリーに関するリンク・リスト領域へ移動し、その中の「アルバム」をEnterキーで選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域(転送ダイアログの上)にアルバム名リストが表示される。
5.転送するアルバムを選択する。
コンテンツリスト領域へ移動し、その中の目的のアルバム名をスペースキーで選択する。
そうすると、選択されたアルバム内の曲数とメガバイト数が転送ダイアログ内に表示される。
6.転送する曲を選択する。
アルバム内の特定の曲だけを転送する場合は、目的のアルバム名をスペースキーで選択し、続けて「Control+Enter」キーを押す。
そうすると、コンテンツリスト領域(転送ダイアログの上)に下記の内容が表示される。
アルバム名、アーティスト名、曲数、
曲名リスト(曲名、アーティスト名、アルバム名、曲番号)
特定の曲だけを転送するときは、その曲名をスペースキーを押して選択する(同時に複数曲を選択するにはマウス操作が必要)。
アルバム内のすべての曲を転送するときは、ALTキーを押してメニューを呼び出し、「編集」サブメニューの「すべて選択」を選択する。
選択内容に応じて、転送する曲数とメガバイト数が転送ダイアログ内に表示される。
7.転送を実行する。
スペースキーで転送ダイアログ内の「機器へ転送」ボタンを押して転送を開始する。
処理を中断するときは「閉じる」ボタンを押す。
転送後、NW-A105の「W Music」アプリの「データベース更新」を実行する必要がある。
【オーディオ機器へ転送する(未転送の曲)】
ここでは、まだ転送されていないものだけを転送するようにします。
参照: 「オーディオ機器へ転送する(アルバム)」
1.オーディオ機器をパソコンに接続する。
オーディオ機器をUSB接続すると、「Music Center for PC」の画面では、「曲の転送に関するナビゲーション領域」内の「機器転送管理」ボタンの下の行がオーディオ機器名(「NW-A100series」)に変わり、
「マイライブラリー」リンクリストの2番目に「未転送の曲」が現れる。
2.「転送」ダイアログを表示させる。
「曲の転送に関するナビゲーション領域」内の「機器転送管理」まで移動し、Enterキーでそれを選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域に「転送」ダイアログが表示される。
3.転送先を指定する。
ダイアログ内に外套のオーディオ機器名(シリーズ名)が表示されていることを確認する。
転送先として「メモリーカード」を選択する。
4.マイライブラリーのリストから転送種別を選択する。
「マイライブラリー」リンクリスト内の「未転送の曲」まで移動し、Enterキーでそれを選択する。
5.転送対象を選択する。
コンテンツリスト領域(転送ダイアログの上)に下記の内容が表示される。
未転送の曲(見出し行)
接続された機器に転送していない曲・プレイリスト、更新があった曲・プレイリストを転送します。
「曲」ラジオボタン オン
「プレイリスト」ラジオボタン オフ
局名リスト(局名、アーティスト名、アルバム名、曲番号、チェックボックス)
初期状態では「曲」ラジオボタンがオンに設定されていて、未転送の曲のリストが表示されている。
各局名には選択用のチェックボックスが付いていて、すべてオンに設定されている。
プレイリストを転送するときは、スペースキーで「プレイリスト」ラジオボタンを選択する。
そうすると、曲名リストがプレイリスト名のリストに切り替わる。
各プレイリスト名には選択用のチェックボックスが付いていて、すべてオンに設定されている。
6.転送内容を確認する。
指定内容に応じて、下記の内容が表示される。
曲数、容量
7.転送を実行する。
スペースキーで転送ダイアログ内の「機器へ転送」ボタンを押して転送を開始する。
処理を中断するときは「閉じる」ボタンを押す。
転送後、NW-A105の「W Music」アプリの「データベース更新」を実行する必要がある。
未転送の曲の一覧に転送済みの曲が表示されることがあります。
参考: 「ウォークマンなどのオーディオ機器に転送した曲が重複して表示される」
現状では、転送対象として「アルバム」もしくは「最近追加した曲」を選択して処理を進める方が良さそうです。
【曲をプレイリストに追加する】
ここでは、アルバム内の特定の曲をプレイリストに追加する操作を行います。
1.「マイライブラリー」リスト内の「アルバム」を選択する。
マイライブラリーリスト領域内の「アルバム」をEnterキーで選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域にアルバム名リストが表示される。
2.目的のアルバムを選択する。
コンテンツリスト領域まで移動し、目的のアルバム名をスペースキーで選択する。
続けて「Control+Enter」キーを押すと、コンテンツリスト領域に曲名リストが表示される。
3.コンテキストメニューを呼び出す。
コンテンツリスト領域には下記の情報が表示される。
アルバム名、アーティスト名、曲数
「コンテキストメニュー」ボタン
曲名リスト(タイトル名、アーティスト名、アルバム名、曲番号)
局名リストの中にも「コンテキストメニュー」ボタンが現れる。
「コンテキストメニュー」ボタンは「ボタン」としか読み上げない。
「コンテキストメニュー」ボタンは操作対象の曲に関する表示項目の最後に現れる。
目的の曲をプレイリストに追加するには、その曲に「コンテキストメニュー」ボタンを合わせる必要がある。
上下矢印キーで「コンテキストメニュー」ボタンまで移動し、「NVDAキー」 + Shift + 大カッコ開くキーを押して、左マウスをロックする。
そして上下矢印キーで目的の局名まで移動し、「NVDAキー」 + Shift + Mキーを押して、その位置までマウスをドラッグする。
そして再度「NVDAキー」 + Shift + 大カッコ開くキーを押して、左マウスのロックを解除する。
続けて「NVDAキー」 + 大カッコ開くキーを押して、左マウスをクリックし、更に「NVDAキー」 + 大カッコ閉じるキーを押して右マウスをクリックする。
そうすると次の項目を含むコンテキストメニューが現れる。
「再生」、「次に再生」、「再生待ちリストに追加」、
「プレイリストに追加」、...
4.コンテキストメニュー内の「プレイリストへ追加」を選択する。
上下矢印キーで「プレイリストに追加」まで移動し、Enterキーを押す。
5.新しいプレイリストを作成する。
プレイリストが一つも作られていない場合は、下記のダイアログが表示される。
新規プレイリストの作成
「閉じる」ボタン
「プレイリスト名を入力」エディットボックス
「キャンセル」ボタン
「作成」ボタン
エディットボックスにプレイリスト名を入力し、「作成」ボタンを押す。
6.プレイリストを選択する。
既にプレイリストが作成されている場合は、下記のプレイリスト名リストが表示される。
「新規作成...」
プレイリスト名1
...
上下矢印キーで目的のプレイリスト名まで移動し、Enterキーを押す。
別のプレイリストを作成するために「新規作成...」を選択すると、上記の「新規プレイリストの作成」ダイアログが表示される。
7.上記の操作で、新規作成したプレイリストもしくは選択した既存のプレイリストに、先の操作で選択した曲が追加される。
【プレイリストの再生及び変更】
1.「マイライブラリー」リスト内の「プレイリスト」を選択する。
マイライブラリーリスト領域内の「プレイリスト」まで移動し、Enterキーで選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域にプレイリスト名リストが表示される。
2.目的のプレイリストを選択する。
コンテンツリスト領域に下記の項目が表示される。
プレイリスト(見出し行)
プレイリスト数
「新規作成...」ボタン
プレイリスト名リスト(プレイリスト名、曲数)
上下矢印キーで目的のプレイリスト名まで移動し、スペースキーでそれを選択する。
続けて「Control+Enter」キーを押すと、コンテンツリスト領域に曲名リストが表示される。
コンテンツリスト領域には下記の情報が表示される。
プレイリスト名、曲数
曲名リスト(タイトル名、アーティスト名、アルバム名、曲番号)
3.曲を再生する。
参照: 「曲を再生する(アルバム)」
4.不必要な曲をプレイリストから削除する。
削除する曲名をスペースキーで選択し、DELETEキーを押す。
5.曲順を入れ替える。
マウスによるドラッグ アンド ドロップ操作で行う。
現状では、キーボード操作ではできないと思われる。
6.元のプレイリスト名リストに戻る。
曲名リストの末尾にある「一覧に戻る」ボタンを押すと、 コンテンツリスト領域に元のプレイリスト名リストが表示される。
【オーディオ機器へ転送する(プレイリスト)】
ここではプレイリストを指定して、それをオーディオ機器(NW-A105)のメモリーカードへ転送します。
参照: 「オーディオ機器へ転送する(アルバム)」
1.オーディオ機器をパソコンに接続する。
2.曲の転送に関するナビゲーション領域の「機器転送管理」まで移動し、Enterキーでそれを選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域に「転送」ダイアログが表示される。
3.転送先を指定する。
ダイアログ内に外套のオーディオ機器名(シリーズ名)が表示されていることを確認する。
転送先として「メモリーカード」を選択する。
4.マイライブラリーのリストから転送種別を選択する。
マイライブラリーリスト領域まで移動し、「プレイリスト」をEnterキーで選択する。
そうすると、コンテンツリスト領域にプレイリスト名リストが表示される。
5.転送するプレイリストを選択する。
コンテンツリスト領域まで移動し、その内の目的のプレイリスト名をスペースキーで選択する。
続けて「Control+Enter」キーを押す。
6.転送内容を確認する。
指定内容に応じて、コンテンツリスト領域に下記の内容が表示される。
プレイリスト名、曲数、
曲名リスト(曲名、アーティスト名、アルバム名、曲番号)
7.転送を実行する。
スペースキーで「機器へ転送」ボタンを押して転送を開始する。
処理を中断するときは「閉じる」ボタンを押す。
転送後、NW-A105の「W Music」アプリの「データベース更新」を実行する必要がある。